令和4年6月定例会で初の一般質問に!②大学生等を対象としたインターンシップ

2.大学生等を対象としたインターンシップについて

※大学生等=大学、短大、高専、専修学校生

①インターンシップ事業への市内企業の関心度、ニーズを調査する考えは?

専門的な知識、ノウハウを有した大学生等が能代市に就職することは、人口減少、少子高齢化の観点からだけでなく、地方創生の観点から見ても非常に重要なことだと考えます。

本年3月には、マルヒコビルヂングを運営する、「のしろ家守舎」が国際教養大学の学生2名をインターン生として受け入れ、カフェスペースの子供の遊び場の利活用法や学生のための拠点づくりに関して、学生ならではの視点からアイデアを提供しておりました。このようなインターンシップは「課題解決型インターンシップ」と言われ、企業が学生にプロジェクトを与え、学生が課題を解決したり、新しい提案をプレゼンしたりするものです。
このように、インターンシップには企業の人材確保のほかにも地域課題や経営課題の解決、まちおこし、関係人口の創出といったメリットも期待できます。

Answer.  若者の地元企業への就職は、働き手確保の一環であるほか、人口減少、少子高齢化対策にもつながることから、大変重要なこととして捉えております。
市といたしましては、企業の大学生等新卒採用の意向調査やインターンシップ受入れに対するニーズ調査等は、今後の施策を検討する上で必要なことでありますので、県やハローワーク能代等と連携を図りながら検討してまいりたいと考えております。

②企業、団体等が負担するインターンシップ受入れ経費を補助する考えは?

受け入れる企業側にとっては、参加する学生の交通費、宿泊費といった費用面でのハードルがあります。

 

Answer.  まずは企業のニーズ調査等を行い、その結果を分析し、必要な施策を検討してまいりたいと考えておりますので、インターンシップ受入れ経費の補助制度は今後の検討課題と考えております。

 

※ホームページ用に簡略化して記載しています。正確な質問、答弁内容は能代市議会議事録をご覧ください。

 

●  能代市はデュアルシステム等の高校生向けのサポートに力を入れていますが、大学が市内にないので大学生等が手薄になっていると感じています。

今回は残念ながら検討どまりでしたので、今後はよりニーズを踏まえた効果的な提案を考えてまいりたいと思います。