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令和5年3月定例会で通算4回目の一般質問に!①公共施設予約システム
①インターネットで各種公共施設の利用予約状況等の確認と予約申込みを一元的に行うことができる『公共施設予約システム』を導入する考えは?
能代市で体育館やテニスコート等のスポーツ施設、公民館等の文化施設といった公共施設を予約する場合、直接電話で行わなければなりません。能代市スポーツ協会のインターネットサイトから能代市総合体育館の利用状況がPDFファイルにて確認することができますが、最新の利用状況は電話での確認が必要です。当然予約も電話で行わなければなりません。それ以外の二ツ井町総合体育館やテニスコート等の施設に関しては、各施設に直接電話にて問合せをする必要があります。公民館等の文化施設についても同様で、各施設に直接電話にて問合せをする必要があります。
こうした公共施設の予約をパソコンやスマートフォンで行うことができる『公共施設予約システム』を導入する自治体が全国で増えてきています。秋田県においても、秋田市、由利本荘市、横手市等で導入しており、オンラインでの利用状況の確認、予約が可能です。
令和4年度第2次補正予算では、デジタル田園都市国家構想交付金が新設されています。本交付金のデジタル実装タイプ・TYPE1は、デジタルを活用した地域の課題解決や魅力向上の実現に向けて、他の地域等で既に確立されている優良なモデルやサービスを活用して、地域の個性を生かしたサービスを地域、暮らしに実装する事業に取り組む地方公共団体に対し、その事業の立ち上げに必要な経費を国の交付金により支援するものであり、公共施設予約システムの導入はこれに該当します。こうした交付金の活用を視野に入れながら、導入を積極的に検討すべきだと思います。
Answer. 能代市デジタル・トランスフォーメーション推進計画では、行政手続等のオンライン化を施策の一つとして掲げております。各種申請等のオンライン化には公共施設予約の申請受付も含んでおりますが、まずは、国が整備した電子申請システム等を活用し、子育てや介護関係をはじめとする申請や届出のオンライン化を進めるため、電子申請可能な手続の拡充を図っているところであります。
公共施設予約システムの導入につきましては、その後の課題としておりますので、当面は、他市の状況や指定管理者の意見を聞きながら、導入に向けた検討を進めてまいります。
※ホームページ用に簡略化して記載しています。正確な質問、答弁内容は能代市議会議事録をご覧ください。
●大きな予算がかかるため検討となりましたが、新しく策定された「能代市デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画施策集」に「施設のオンライン予約システムの導入」として盛り込んでいただきました!
令和7年度に導入の方針を決定との内容です。まだまだ導入まで道のりはありますが、引き続き注視してまいります。