令和5年9月定例会で通算6回目の一般質問に!④生成AI

4.生成AIについて
①ガイドラインやルールを策定する考えは?

アメリカのオープンAIが開発したチャットGPTを導入する自治体が増えてきています。チャットGPTとは、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスです。文書の作成、要約、キャッチフレーズの作成、イベント企画、エクセル関数、マクロの作成などにおいて非常に有効なツールだとされています。
本年4月に横須賀市が全庁的な活用実証を行い、現在さらなる活用に向けて取り組んでいます。福島県、茨城県、群馬県、新潟県の4県が生成AIを業務に本格利用し、試験的に導入する自治体も増えてきています。先月30日には秋田県が情報セキュリティーを遵守しながら業務で生成AIを活用していく方針を決めました。県庁内の業務に活用した検証結果によると、会議の議事録やアンケート項目の作成など一部の作業で効率化が進んだことが分かり、リスクと効果を見極めながら活用するとのことです。
生成AIには得意・不得意があり、まだまだ模索段階であるのは事実です。しかし、この分野の成長速度は著しいものがあります。例えばチャットGPTは最新バージョン4になると以前よりも格段に精度が上がりました。また、グーグルも生成AI「Bard」の試験運用を開始しており、チャットGPTに負けず劣らずの高い精度を見せています。

個人情報や非公開情報の入力は行わない、著作物や登録商標と類似していないか確認するといったガイドラインを策定し、ルール遵守を徹底すれば業務の効率化を図れると考えます。したがって、まずは先行する他の自治体を参考に、職員向けのガイドラインとルールを策定し、次に3か月程度の一定期間、試験導入することが望ましいと考えます。

Answer. ガイドラインやルールを策定する考えはについてでありますが、生成AIにつきましては、利用に向けた取組を進めている自治体が増えており、県においても庁内業務に利用する方針を示しております。
本市におきましても、生成AIをアイデア出しや文章の作成、要約等に活用することで、業務の効率化が図られると判断し、9月1日付で利用申請の方法や注意事項等をまとめた生成AI運用手順を定めております。あわせて、特に利用が見込まれるチャットGPTにつきましては、CIO補佐官の御意見を参考に、個人情報等の機密情報を入力しないなどの注意点や、得られる回答が必ずしも正解とは限らないといった問題点、有効な使い方や活用事例等を記載した利用の手引を作成し、職員に周知しているところであります。

②試験導入する考えは?

Answer. 既に各課において課長等の許可を得て利用できるようにしております。

③小・中学校において適切な使い方を指導していく考えは?

文部科学省は、本年7月4日、生成AIの学校現場での取扱いについて暫定的なガイドラインを公表しました。当該ガイドラインでは、生成AIは偽情報の拡散や個人情報の流出、著作権侵害などのリスクも懸念される一方で、使いこなす力を育てていく姿勢も重要であり、活用が有効な場面を一部の学校で検証しつつ、限定的な利用から始めることが適切であるとされています。また、文部科学省は、生成AIの教育利用と校務利用において知見を蓄積できるパイロット校の募集を行いました。このように、教育現場においても生成AIをいかに活用するかの模索が始まっています。

Answer. 文部科学省が公表した、初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドラインでは、生成AIは新たな情報技術として学習や日常生活に活用することができると示されております。一方、個人情報の流出や著作権侵害のリスク、批判的思考力や創造性への影響等、様々な懸念が指摘されており、情報活用能力が十分に育成されていない児童に利用させることには慎重な対応を取る必要があるとも示されております。
市教育委員会といたしましては、情報モラル教育が一層充実するよう、研修等を通じて教員の指導力向上に努めるとともに、児童生徒が生成AIを活用する可能性を踏まえ、自分自身で問題を発見し、課題を解決することや情報の真偽を確かめること等、情報活用能力の育成を目指した適切な指導に取り組んでまいります。

※ホームページ用に簡略化して記載しています。正確な質問、答弁内容は能代市議会議事録をご覧ください。

●生成AIの成長速度は著しく、本当に驚かされます。

今後も自治体DXの推進し、市民サービスの向上につながるよう提言を続けてまいります。